概要
A01班(反応制御の深化)が主として行う研究
- 本質的な選択性を逆転させる革新的な反応開発。
- ①複数パラメータのパラレル最適化による革新的な基礎反応の発掘や開発効率の超加速化、②反応を制御する主制御因子の同定(多変数解析の自動化、深層学習の活用)、③反応機構(量子化学計算で解析困難な2 kcal/mol以下の選択性の発現機構など)の理解と予測。
- 多様な構造を生成物とする多成分連続反応を開発。
- 開発した反応のフロー反応化(バッチ反応のフロー反応への変換)。
- フロー反応に対応した「反応コードモジュール」の開発。
- 設計された分子、触媒、反応、合成経路を検証し、実データを提供。
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計画班
九州大学薬学研究院・教授 「官能基標的触媒による化学選択性の触媒制御」 研究成果
日本工業大学基幹工学部・准教授 「高度プログラム合成光化学」
東北大学薬学研究科・講師 「電気化学分析と電気泳動―質量分析の連結を活用する化学選択的触媒的酸化反応の開発」
京都大学薬学研究科・教授 「多成分連続反応のデジタル精密制御」
大阪大学工学研究科・教授 「錯体構造チューニングパラメータと選択性相関による触媒設計」 研究成果
早稲田大学理工学術院・教授 「結合交換反応の開発と機械学習最適化」研究成果
公募班
北海道大学工学研究院・准教授 「メカノケミカル固体有機合成のデジタル化」研究成果
北海道大学化学反応創成研究拠点・准教授 「高選択的電解デジタルカルボキシル化反応の開発」研究成果
北海道大学理学研究院・助教 「アルケニルホスホニウム塩を鍵中間体とする官能基化アルケンの統一的合成」研究成果
千葉大学大学院薬学研究院・講師 「フロンティア軌道と遷移状態の機械学習によるデジタル反応デザインと選択性制御」研究成果
東京大学大学院工学系研究科(工学部)・准教授 「触媒制御によるカルボニル基の水素化の化学選択性逆転と反応機構の解明」研究成果
東京工業大学物質理工学院・助教 「AIと理論計算の協奏による光駆動型および多成分型ロジウム触媒反応の開発」研究成果
東京工業大学理学院・准教授 「AI支援による古典的有機光反応の深化を基盤とする革新的分子変換反応の開発」研究成果
東京医科歯科大学・生体材料工学研究所・准教授 「有機ホウ素光触媒の開発とその機械学習に基づく自動最適化」研究成果
名古屋大学物質科学国際研究センター・助教 「金属・光二元触媒システムにおけるデータ駆動型高活性有機光触媒の設計法の開発」研究成果
大阪大学工学研究科・助教 「超原子価ヨウ素化合物のデジタル化を活用するアミノ化の開発」研究成果
大阪大学工学研究科・准教授 「分子間フラストレーションのデジタル化が創出するアミノ酸の環境調和型官能基化」研究成果
大阪大学工学研究科・准教授 「自在C-H結合官能基化を達成する人工金属酵素のデジタル設計的開発」研究成果
大阪大学工学研究科・教授 「不斉アミノアルケン類の短段階合成を可能とする前周期遷移金属の不斉錯体触媒の開発」研究成果
岡山大学自然科学学域・教授 「AI支援によるアルケンのanti-Markovnikov型水和反応の開発」研究成果
大阪公立大学工学研究科・教授 「新理論模擬実験データの機械学習とフロー法による未知有機半導体のデジタル光有機合成」研究成果
公益財団法人微生物化学研究会・微生物化学研究所・研究員 「プログラマブル触媒の創製で拓くC-H結合アミノ化反応のDX」研究成果
国立研究開発法人理化学研究所環境資源科学研究センター・チームリーダー 「Development of SpiroBipyridine Ligands for Efficient and Selective C-H Activation」研究成果
東京大学・大学院工学系研究科(工学部)・助教 研究成果