概要
A03班(AI手法の深化)が主として行う研究
- ①反応条件最適化、②合成経路探索、③分子設計の3つの自動化システムを開発し、A01班とA02班の研究を支援。
- 有機合成の多様性(分子構造・変換反応の多様さ)に対応した分子・反応の表現法(記述子)を開発。
- 有機合成の多様性に対応できる機械学習システムの構築。
- 個々の反応に即したパラメータ(アルゴリズム)の作成(オーダーメイド)と、共通性の高いパラメータ(アルゴリズム)の作成(レディ・メイド)。
- 分子の機能予測する分子設計システムを構築し、医薬品や機能性材料などの開発に応用(A01班とA02班は実験によって検証)。
- 反応経路探索システムを開発。化学選択性などの領域独自の情報を活用することで、保護基フリーの短工程合成経路探索を可能とするとともに、個々の基質に適応した反応条件を提示するシステムに昇華。
計画班
奈良先端科学技術大学院大学・データ駆動型サイエンス創造センター・准教授 「多様な分子構造の自動設計と有機合成反応の新規表現開発」
京都大学医学研究科・特定助教 不明
静岡大学工学部・准教授 「機械学習による複数反応条件の迅速最適化」
京都大学工学研究科・教授 「データ駆動手法による素反応条件およびアウトプット予測と実証」
産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター・研究チーム長 「予測モデル逆解析に基づく触媒自動設計技術の開発」
公募班
大阪大学薬学研究科・助教 「溶媒効果の定量的説明および予測プログラムの開発」
早稲田大学理工学術院・次席研究員(研究院講師) 「有機金属錯体触媒に対する量子化学計算データベースの構築と物理化学的記述子の探索」
徳島文理大学・薬学部・助教)
富山県立大学・工学部・講師
慶應義塾大学・理工学部・准教授